VMware ESXのデータ保護ソリューションとしてVCBに対応した「NetVault Backup」オプションをリリース。NetVault Backup 8.1からサポートされ、VMware ESX 3.0、3.5に対応する。
バックボーン・ソフトウエアは6月20日、サーバ仮想化製品「VMware ESX」のデータ保護ソリューションとしてVCB(VMware Consolidated Backup:VMware ESXの統合バックアップ機能)に対応した「VMware Plugin」をリリースした。VMware Pluginは、同社のバックアップソフト「NetVault Backup」のオプション製品。ユーザーがVCB内部の仕組みを理解したり、複雑なスクリプトを作成したりすることなく、仮想マシンのバックアップ/リストアを行うことができる。NetVault Backupの最新バージョン8.1からサポートされ、VMware ESX 3.0、3.5に対応する。
NetVault Backup 8.1では、VMwareに対する機能強化に加え、Novellの「Open Enterprise Server(OES)2」のバックアップにも対応。個々のVMware ESXのバックアップ/リストアだけでなく、複数のVMware ESXを管理するVirtualCenter全体のデータ保護を行うことも可能だ。NetVault Backup のGUIを使用し、VMware環境のバックアップ管理も、通常のファイルシステムサーバやアプリケーションサーバと同様に、1台のコンソールからまとめて行える。
VMware Pluginには3種類のライセンスがあり、それぞれの価格は「VMware Plugin for ESX Server」が1ライセンス 9万6000円、「VMware Plugin for VCB Proxy Server」が1ライセンス 16万2000円、「VMware Plugin for VCB COS-Based Restores」が1ライセンス 3万6000円(すべて税抜き、初年度保守費用込み)。
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