2008年06月30日 08時00分 公開
特集/連載

Windows Vistaは単純に飛ばしていいものかバージョンアップ「1つ飛ばし」の法則?

急いで全面的にWindows Vistaを導入する必要はないが、まだWindows 2000を使っている企業は移行を真剣に考えるべきだ。Windows 2000のサポートは2010年7月で打ち切られる予定だ。

[Zach Church,TechTarget]

 Windows Vistaの採用に二の足を踏んでいるCIOが多いようだが、これ以上長く待つのは賢明ではなさそうだとの見方で専門家は一致している。

 Gartnerが2007年末に実施した調査によると、米国内の企業のデスクトップPCでWindows Vistaを搭載しているのは1%に満たなかった。ノートPCでも約2.5%のみだった。

 この調査はWindows Vistaの発売後約1年の時点で実施され、Gartnerによれば数は少ないが北米を代表する177の企業から回答が寄せられた。Windows Vistaは発売後ずっとITの不満の種であり、メディアの評判も芳しくなかった。2008年2月にはWindows Vista Service Pack 1(SP1)がリリースされた。

 北米の回答者のうちほぼ40%がGartnerに対し、Windows Vistaの採用は2009年まで待つと答えており、切り替えを急ぐCIOがほとんどいないのは明らかだ。景気が減速する中、それよりもっと長くかかるかもしれないと、アナリストのアネット・ジャンプ、マイケル・シルバー両氏は報告書で述べている。

 米ノースカロライナ州ヒッコリー市のITディレクター、ジェフ・ブリテン氏は、市に新しいPCが必要になるたび段階的にWindows Vistaへ切り替えている。2007年秋にこのOSの試験導入を実施し、大きな問題は見つからなかった。しかし採用を急ぐ理由も見つからないという。

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