LogLogic JapanはWindowsイベント収集・管理に特化したログ管理ソフトウェアをバージョンアップ。従来版に比べ2倍に高速化したのが特徴だ。
統合ログ管理ソリューションのLogLogic Japanは3月11日、Windows環境向け統合ログ管理ソフトウェアの新バージョン「Lasso Enterprise 2.0」を発表した。同社のログ管理アプライアンス「LG400」に搭載されるソフトで従来バージョンより2倍高速化したという。
Lasso Enterprise 2.0はOSS(Open Sources Software)のLasso SoftwareをベースとしたWindowsイベントログ収集・管理に特化した製品。Windowsが出力するバイナリ形式の各イベント情報を収集し、テキスト形式のsyslogメッセージに自動変換・管理することができる。収集対象のシステムにエージェント(常駐ソフト)をインストールすることなく、数百台のWindowsマシンからホストサーバを介してログを収集可能な点が特徴。Windows 2000 Server/Server 2003/Server 2008、Windows XP/Vistaの各プラットフォーム上で稼働する。
新バージョンでは、ログ収集時のパフォーマンスをバージョン1.0に比べて2倍に高め、遠隔地を含む1000台のWindowsマシンから1秒間に6000イベントの収集を実現したという。そのほか、64ビットWindowsの対応、帯域管理・イベントフィルタリング機能の実装などを図った。
Lasso Enterprise 2.0はLogLogic製品のユーザーには無償で提供される。同ソフトを搭載したアプライアンスLG400の価格は360万円(税別)から。
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