IP電話を導入したものの、通話にしか使っていない――そうした企業は多いのではないだろうか。本特集では通話料削減などのコスト効果ではない、IP電話ならではのメリットやソリューションを紹介していく。
通話だけじゃない! IP電話による業務コミュニケーション活性化【第1回】
通信料削減のために導入が進んだIP電話だが、多くの企業は通話以外の用途を見いだせないでいる。「使いにくい、音質が良くない」という段階はもう過ぎた。IP電話本来の価値を引き出すソリューションを考える。
通話だけじゃない! IP電話による業務コミュニケーション活性化【第2回】
IP電話を活用するUCといっても、さまざまなアプリケーションが連動することが多い。どこから着手すべきか迷ったら、Web電話帳を導入してみるといいだろう。
通話だけじゃない! IP電話による業務コミュニケーション活性化【第3回】
IP電話の価値を高めるアプリケーションを考える場合、会議システムを外すことはできないだろう。Web会議やビデオ会議の音声ツールとしての役割を担わせると、新しい価値が引き出せる。
通話だけじゃない! IP電話による業務コミュニケーション活性化【最終回】
プレゼンスとチャットは以前からあるツールであり、これまで電話とは別のコミュニケーションシステムとして扱われてきた。だがこれらをIP電話機と連動させれば、さらなる機能の拡張が可能となる。
固定電話と携帯電話の橋渡し
VoIPは企業にとって計り知れない価値を持ち得るが、リスクもあり、導入が円滑に行くとは限らない。導入成功のための10カ条を紹介する。
コスト削減+α
PBXからVoIPに移行した企業ユーザーは、「生産性向上や長距離電話代の節約で大きなメリットがあった」と振り返る。
企業でのSkype活用術イロハ【前編】
IP電話もSkypeも、固定電話よりコストが抑えられるといわれている。では、実際はどちらがどれだけコストを軽減できるのか。固定電話とIP電話とSkypeの違いをコストや導入の面から考察した。
理解されない音声の脅威
IP電話の企業導入が進む中、VoIPセキュリティが再注目されている。音声版スパムやDoS、盗聴などVoIPに潜むリスクは多く、電話という重要な仕事ツールをまひさせる恐れある。有効なセキュリティ対策はあるのか?
スパムや盗聴から会社を守るために
VoIPは電話料金を抑える手段として魅力的に思える。だが、音声をデータと同じネットワークに乗せることで攻撃やハッキングの標的ともなり得る。