動画や画像といった非構造化データが急激に増加している。特に、デジタルカメラやスマートフォンなどに個人がさまざまなデータを保持する時代となった。それらのデータは動画共有サイトなどにアップロードされたり、友人間で交換し合うなどのコピーを繰り返すことでさらに増殖する。
このホワイトペーパーでは「大量の非構造化データの保存には、従来のNASやSANなどの高性能ストレージは最適とはいえない」とし、安価で大容量のストレージを実現する方法として「クラウドストレージ」の活用が今後進むと説明。その上で、ストレージをクラウド化する技術として「分散ファイルシステム」の仕組みを解説している。
一般的なファイル共有の手法であるNFSやCIFSなどでは、サーバ1台にマウントするクライアント数の増加によってサーバ負荷が増大し、I/Oスループットが低下する。分散ファイルシステムによって、複数のサーバで名前空間の共有をすることで、より大容量のデータを高速に取り扱うことが可能になり、パフォーマンスや利便性を実現するという。
また、大規模な分散ファイルシステムを活用例として、Googleのストレージ基盤である「Google File System」の仕組みを紹介。さらに、クラウドストレージ普及の課題についても考察している。
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