製造業向けのERPとして実績を持つ「MCFrame」は日本企業の海外展開に合わせて機能やサービスを拡充させてきた。「カスタマイズありき」というポリシーの裏側にはどのような判断があるのか。
製造業向けの国産ERPパッケージ製品として、長い実績と高いシェアを持つ東洋ビジネスエンジニアリング(以下、B-EN-G)の「MCFrame」(エムシーフレーム)。同製品は1996年の販売開始以来、製造業における生産管理、販売管理、原価管理の3つの業務エリアにフォーカスしたパッケージ製品をそろえる。
「COMPANYシリーズ」を貫く“本来のパッケージ”という開発思想
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MCFrameは、大きく2つの製品体系に分かれている。1つが、1996年以来一貫して提供を続けているクライアント/サーバ型の「MCFrame CS」シリーズである。当初は生産管理のモジュールのみを提供していたが、顧客の要望に応じて販売管理と原価管理のモジュールを追加してきた結果、現在では「MCFrame CS 生産管理」「MCFrame CS 販売管理」「MCFrame CS 原価管理」の3つの製品がある。
もう1つが、2008年から提供を開始した「MCFrame XA」シリーズである。こちらはMCFrame CSシリーズとは異なり、Javaで開発されたWebアプリケーションの形態をとる。当初は販売管理モジュールのみの提供だったが、2010年に「MCFrame XA 生産管理」、2011年4月には「MCFrame XA 原価管理」を提供開始し、現在ではMCFrame CSシリーズと同様に生産管理、販売管理、原価管理の各モジュールをラインアップに加えている。
この2つの製品体系、それぞれの特徴について、B-EN-G プロダクト事業本部 営業本部 本部長の入交俊行氏は次のように説明する。
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