富士通のERPパッケージ「GLOVIA/SUMMIT」はグループ経営のサポートに強みを持つ製品だ。大手企業を中心に1700社以上が導入している。製品の特徴やIFRSへの取り組みなどを聞いた。
「GLOVIA/SUMMIT」は、富士通が提供するERPパッケージで、会計と経営管理の領域を担う製品である。1999年の発売以来、製造業と流通業の大手企業を中心に、1700社以上の導入実績がある。
同社では、中堅企業向けのERPパッケージとして「GLOVIA smart」という製品もラインアップするが、GLOVIA/SUMMITは年商300億円以上の大手企業、特にグループ経営を行っている企業に適しているという。富士通ビジネスシステム 民需ソリューション事業本部 GLOVIAビジネス統括部 共通業務ソリューション部 プロジェクト課長 長谷川 隆氏は、同製品の特徴を次のように説明する。
「GLOVIA/SUMMITはもともと、富士通社内で行われてきた経理業務改革の成果を製品化したもの。実際に社内で行われてきたグループ経営の会計ノウハウが、そのまま反映されている。そのためユーザーも、同製品を企業グループ全体に導入する例が多い」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...
企業のSNS活用実態 最も使われているのはX? Instagram?
企業はSNSをどのように活用しているのか。調査PRサービスを提供するPRIZMAが、最も使われ...
日本のモバイルアプリトレンド2025 クロスデバイス戦略とMMMの重要性とは?
急速に進化するモバイルアプリ市場においてAIと機械学習の活用が本格化し、マーケティン...