SAP S/4HANAの導入オプション、いまだにオンプレミスが大人気な理由いずれはSaaS型のシェアが勝るか

「SAP S/4HANA Cloud」はS/4HANAのSaaSバージョンとして登場したが、いまだほとんどの企業はS/4HANAをオンプレミスで運用することを好んでいるようだ。

2018年10月18日 05時00分 公開
[Linda RosencranceTechTarget]

関連キーワード

SAP | ERP | SaaS | PaaS | SAP HANA | IaaS | SAP ERP


 「S/4HANA」の導入オプションが混乱のもとになっている。その理由は幾つかある。クラウドのマーケティングそのものが勢いづいていることもあるが、ベンダーとそのパートナーの使う用語が必ずしも一致していないことにも原因がある。

 事実、SAPの最新世代ERPプラットフォームの導入を計画する場合、S/4HANAの検討対象になる導入オプションは主にオンプレミス、プライベートクラウド(ホスト型)、パブリッククラウドの3つしかない。SAPも含め、専門家の中には、S/4HANAの導入オプションはハイブリッドを含めて4つあるとする声もあるが、ハイブリッドは3つのオプションをある程度組み合わせたものといえる。

 SAPユーザーは自社のデータセンターでオンプレミスバージョンをホストできる。SAPはオンプレミス製品には年単位のイノベーションサイクルを設けているが、ユーザーはアップグレードは強制されない。

 プライベートクラウドは、基本的にはオンプレミスの導入を安全なプライベートクラウドでホストするオプションだ。

 最後が純粋なパブリッククラウドのオプションだ。具体的にはSaaS(Software as a Service)を意味し、SAPやサードパーティーベンダー(「Amazon Web Services」や「Microsoft Azure」など)がホストして管理し、四半期単位でアップグレードされる。

S/4HANA導入オプションの人気ランキング

ITmedia マーケティング新着記事

news183.jpg

TikTokマーケティングの最適解へ スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団M2DKと業務提携
スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団であるM2DKと業務提携。生活者に向けて訴求...

news145.jpg

3D空間メディアのマーケティング効果を測る新指標「ブランドイマーシブタイム」とは?
電通と電通グループ、電通デジタルは、3D空間メディアが与えるマーケティング効果を測る...

news098.jpg

米炭酸飲料市場2位に躍進――ドクターペッパーがペプシ超えを成し遂げたすごいマーケティング【前編】
140年の歴史を持つ炭酸飲料ブランドのDr Pepperは、いかにして米国でナンバー2のソフトド...