2018年07月18日 05時00分 公開
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「SAP Cloud Platform」統合ツールのメリットとデメリットオンプレミスからオンプレミスは対象外(1/2 ページ)

クラウド間統合やクラウドとオンプレミス間統合にはSAP製品が最適な場合が多い。だが、それ以外に目を向ける方が良い場合もある。

[George Lawton,TechTarget]

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画像 SAP Cloud Platformの実力とは

 「SAP Cloud Platform」はさまざまな環境を統合するためのサービスが備わっている。SAPアプリケーションのエコシステムと同様、SAP Cloud Platformにも高い柔軟性を備えたツールが組み込まれている。だが、SAP Cloud Platformのオプションは複雑だ。重複するオプションもある。そのことが、業務に適切なツール選びに混乱を引き起こす恐れがある。

 SAP Cloud Platformを使ってエンタープライズ用アプリケーションを拡張する場合、SAPはガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)要件が守られている必要がある。これが、オプションが複雑になっている原因の一つだ。

 SAP Cloud Platformの統合サービスは、B2Bでのやりとり(B2Bトランザクション)などのサポートに重点を置く。クラウドで実行するSAPアプリケーションとさまざまなSaaSアプリの統合ついても同様だ。大まかにいって、統合する方法は2つある。1つはB2Bトランザクションのようなプロセスの統合。もう1つは、分析や機械学習といったアプリケーションのデータ統合だ。

多くのツールのトレードオフ

 SAP Cloud Platformの統合ツールとサードパーティーの代替製品を比較検討する際、幾つかのトレードオフを前提とした評価をしなければならない。調査会社Gartnerでリサーチ部門のディレクターを務めるマッシモ・ペジーニ氏は、メールでのインタビューに次のように答えた。「これらのサービスにはパッケージ化されたSAP SaaSアプリケーション用の統合コンテンツが用意されている。統合をより簡単かつ迅速にできる。なお、SAP SaaSアプリケーションには『SAP S/4HANA Cloud』『SAP Ariba』『SuccessFactors』『SAP Hybris』などがある。SAPは、これらの資産から最適なものを迅速に見つけ出せるようにAI支援によるツールを提供している」

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