2019年10月01日 05時00分 公開
特集/連載

「SAP S/4HANA」移行のメリットと検討すべきポイント【後編】S/4HANA移行の2大手法「グリーンフィールド」「ブラウンフィールド」の違い

「SAP ECC」から「S/4HANA」への移行を成功させるためには、何をすべきなのか。検討したい2つの手法「グリーンフィールド」「ブラウンフィールド」と、移行先インフラを検討する際の勘所を説明する。

[Christine Parizo,TechTarget]

関連キーワード

SAP | ERP | SAP ERP | SAP HANA


画像

 SAPの統合業務(ERP)パッケージ「SAP ERP Central Component」(ECC)のサポートが2025年に終了する。企業は後継製品である「SAP S/4HANA」への意向を迫られている。前編「SAPが語る『SAP ECC』と『SAP S/4HANA』の違いとは?」では、SAP担当者の話を基に、S/4HANA独自のメリットについて説明した。後編に当たる本稿は、移行計画を立てる際に検討したい移行手法と、S/4HANAを運用するインフラの選定について説明する。

S/4HANAへの移行手法「グリーンフィールド」「ブラウンフィールド」とは

 SAPはS/4HANAへの移行手法として「グリーンフィールド」を想定している。これは既存のデータ処理のプロセスや単純化モデルをそのまま利用し、既存環境の変換はしない移行手法だ。

 グリーンフィールドでは、大幅に変更したアドオンはそのままでは移行できないが、データクレンジングを支援するビジネスプロセスやツールは移行できる。そのためグリーンフィールドは「経済的に好ましい移行手法の選択肢になる」と、SAPでS/4HANA移行の責任者を務めるビョルン・ブレーマー氏は語る。

ブラウンフィールドが有力な選択肢になる場合も

ITmedia マーケティング新着記事

news019.jpg

「ラグビーワールドカップ2019」がおじさんの心を動かす――CCC調査
「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催されたことで日本人のラグビー愛にどう変化...

news044.jpg

誰のためのBI? 本当の「アナリティクスの民主化」って? マイクロストラテジー・ジャパン社長に聞く
「エンタープライズBI+セルフサービスBI」を掲げるMicroStrategy。同社日本法人社長に話...

news089.jpg

「平成ジャンプ世代」の男女共に約8割は結婚意向あり――Pairsエンゲージ パーソナル婚活研究所調べ
「平成ジャンプ世代」とは、未婚のまま平成の30年間を飛び越えて令和を迎えた昭和生まれ...