2016年05月26日 09時00分 公開
特集/連載

デジタル時代のERP再考(4)マルチデバイス対応だけでは不十分、デジタル時代にあるべきERPの形 (1/2)

ERPシステムによってビジネスの効率化が進んだが、よりリアルタイム性の高いビジネスを実現するには、多様化するモバイルデバイスをうまく生かすことが重要だ。だが、ただデバイスを導入すればよいわけではない。

[入澤裕己,アクセンチュア]
重要になりつつあるERPシステムのリアルタイム性 重要になりつつあるERPシステムのリアルタイム性

 会計や販売、購買、生産、人事など、企業の基幹となる主要な業務を1つのシステムで支援するERPシステムは1990年前半に登場して以来、多くの企業で導入されてきた。ERPシステムは、オンライントランザクション処理(OLTP)によりシステム内で主要業務に関連する情報をリアルタイムに更新する機能を備え、業務に掛かる工数の大幅な削減を可能にする。またERPシステムに蓄積された膨大なデータをデータウェアハウスに抽出し、エンドユーザーがそのデータに直接アクセスして分析する「オンライン分析処理」(OLAP)システムを別途導入することで、企業活動における意思決定の精度や透明性を高めることもできる。

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