Apple製品をめぐる臆測やリークは、iPhone 4Sと新しいiPadの発売で一段落したかに見えたが、「iPhone 5」のうわさが再燃してきた。現状で分かっている点、分からない点を整理した。
米Appleのスマートフォン「iPhone 4S」が登場してからまだ5カ月ほどしかたたないのに、既に次のバージョンへの関心が高まっている。この製品は現行バージョンから大幅に刷新されるかもしれない(またはないかもしれない)。
次期製品をめぐるうわさや臆測には事欠かない。恐らくその主な理由は、iPhone 4Sが1つ前のバージョンに比べて大きく変わっていないため、iPhone 4ユーザーの多くがアップグレードの必要性をそれほど感じていないことにありそうだ。こうしたユーザーはAppleの携帯電話の第6世代に目を向け、それが自分たちの待ち望むものなのかどうか見極めようとしている。
iPhone 5についてほぼ疑う余地がない点の1つにLTE対応がある。これにより、従来モデルに比べて大幅に高速なネットワークが利用できるようになる。それを裏付ける情報は多数あるが、最も確かな根拠として米Verizonは、2012年に発売するスマートフォンは全てLTE対応になると言明した。同社がAppleの次期スマートフォンを提供するのは確実だ。これでiPhoneは、2011年から4G技術に対応してきたライバルのAndroid搭載端末多数と肩を並べることになる。
Appleの次期スマートフォンは、クアッドコアプロセッサ、恐らくはApple A6チップを搭載する見通しだ。これで多くの機能のパフォーマンスが向上し、ここでもAppleはAndroidと肩を並べる。3月に発売された新しいiPadでデビューしたA5Xプロセッサは、ほぼ確実にiPhone 5には搭載されないだろう。このCPUはAppleの現行のスマートフォンに比べて高速になったわけではない。ただ、超高精細のタブレット端末である新しいiPadのためにクアッドコアのグラフィック処理能力が加わった。
米T-Mobileは、現在出回っている無線プロセッサは事実上全て、まだ普及していない同社の4G周波数対応を組み込んでいると指摘した。これでAppleが米国で4番目となるキャリアをパートナーに加える可能性が高まった。この技術的問題が解消されれば、残る唯一の障壁はこの2社が提携にこぎつけることだ。T-Mobileが関心を持っているのは間違いない。
製品名はiPhone 5ではないかもしれない。第3世代のiPadの名称は単なる「iPad」だった。もしAppleがこの慣例を続けるなら、次のスマートフォンは「iPhone」になる。
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