ビジネスを取り巻く環境が劇的に変化した米小売業The Paradies Shops。同社CIOはそのビジネス変化と現場の作業内容を確認し、「あるべき姿」を目指した。
10年という歳月は、大人にとっては一区切りの期間だが、子どもにとっては全生涯に当たる。空港のショップを運営するThe Paradies Shops(以下、Paradies)は、10年以上運用してきたマーチャンダイジングシステムとビジネスインテリジェンス(BI)機能を見直し、このシステムの10年には、子どもにとっての定義を採用することにした。
昔は、このレガシーシステムが大いに役立ったかもしれないが、ビジネスを取り巻く環境は変わった。現在Paradiesは、米国とカナダの70カ所の空港とホテルで500店舗以上を運営しており、競争力を維持するためには今よりも俊敏なシステムが必要だった。
同社のトニー・ドゥデクCIOは「Paradiesのビジネスは、10年前とは様変わりしている」と話す。
Paradiesにとってシステムを最新化するということは、BIツールに投資して、Excelスプレッドシートからリポートを作成する際のデータアクセスの遅さを解消し、整合性を確保することを意味した。
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