2019年05月08日 05時00分 公開
特集/連載

競争力を保つにはどうすればいいかAIアナウンサーも登場、中国の国家戦略から学ぶべきこと

中国政府は積極的なペースで人工知能に投資している。そんな中、米国をはじめとする各国は投資を強化するという大きな重圧に迫られている。

[Ed Burns,TechTarget]

関連キーワード

IT戦略 | 機械学習


画像

 最近、中国の国営通信社Xinhua(新華社)が新しいアナウンサーを紹介した。そのアナウンサーは人工知能(AI)テクノロジーで作られている。

 「英語担当のAIアナウンサー」は、人間のアナウンサーのチャン・チャオ氏をベースにしたアニメーションだ。人間がニュースを読む何時間もの動画データを機械学習で学び、与えられたニュース記事を読み取って話すことができる。新華社によると、このAIアナウンサーは同社のWebサイトやソーシャルメディアの概要について報道するという。また、コストの削減にもつながる。

 これは中国による、仕事にAIを生かす国家戦略の一つの例だ。同国は積極的に機械学習などの高度なテクノロジーに投資し、顔認識や自動運転車、AIチップなどに資金を注ぎ込んでいる。その狙いは、国内経済の効率化と自動化を進めることにある。中国政府のAI投資はすぐに米国や他の国のAI投資を追い越すだろう。そのことから、21世紀の世界経済で競争力を保つにはどうすればよいかという疑問が浮かび上がる。

 Boston Consulting Groupでシニアパートナー兼マネージングディレクターを務めるフィリップ・ゲルベルト氏は次のように語る。「中国政府にはAIファーストの戦略がある。中国は積極的かつ本格的にAIを推し進めている」

AI投資で先を行く中国の力

ITmedia マーケティング新着記事

news018.jpg

「TikTok Ads」2019年の振り返りと2020年の展望
もう「踊ってみた」動画だけではない。急成長する広告配信プラットフォーム「TikTok Ads...

news112.jpg

「メルカリハイ」の謎を解く――4人に1人が100円以下の利益でもフリマアプリに出品
なぜ人は100円以下の少額利益でもフリマアプリに出品してしまうのか。謎を解く鍵は「承認...

news049.jpg

買い物場所の使い分け調査2019――日本能率協会総合研究所
コンビニエンスストア、ドラッグストア、100円ショップなど業態別利用実態と「そこで買う...