連載記事を通じ、OpenFlowおよびSDNの等身大の姿を描く。
「OpenFlow」は2012年のIT業界において最も注目されるキーワードの1つになった。だが、その注目が、等身大の理解に基づいているとは言いづらい側面がある。OpenFlowに対する誤解の背景を説明する。
さまざまに誤解されているOpenFlow。今回は主な誤解の中身を紹介するとともに、この技術のより適切な位置付けを考える。
「Software Defined Networking(SDN)」という言葉の意味はあまりにも多様化し、議論がかみ合わなくなってしまっている。議論が深まるような、この言葉のより建設的な定義を探る。
前回はSDNという言葉を「利用者が、やりたいことを実現するために最短距離の方法で、ネットワークの構成や機能の活用ができること」と説明した。今回は、これをさらに掘り下げる。
本連載では、OpenFlowとSoftware Defined Networking(SDN)に関する誤解と建設的な理解について解説してきた。最終回の今回は、SDNの本質に迫る。
ブロケードは、OpenFlowやSDNが大きな注目を集めていることを歓迎する。しかし同社も、注目度がインフレ気味であることに、懸念を抱いている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
セキュリティ、人材不足、管理負荷増――ネットワークの課題解決の最適解を探る (2025/6/20)
ビジネスの“生命線”となるネットワーク管理を効率化するための最適解とは? (2025/6/20)
IoTやAIのエッジでの活用も期待、組み込みコンピュータの今後はどうなる? (2025/5/23)
もし“キーマン”がいなくなったら? 属人化しないデータセンター運用の作り方 (2025/3/18)
多拠点ネットワークの苦悩「セキュリティ、運用負荷、コスト」をどう解消? (2025/2/20)
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。