米国防総省の諮問委員会は「敵が仕掛けてくる攻撃に対して、米国のITインフラは装備が不十分だ」と指摘する。「サイバー攻撃能力を開発すべきだ」との主張も。攻撃は最大の防御となるか。
サイバー空間をめぐる中国との緊張が高まる中で、米国防総省の諮問委員会である国防科学委員会(DSB)は、サイバー戦争の攻撃能力を新たに実装しながら、米国のサイバー防衛を強化することを提言した。
DSBは1年半をかけてまとめた報告書の公開版で、「敵はわれわれのネットワークの中にいる」と警告。サイバー能力と軍事資産、情報資産を駆使して敵が仕掛けてくるあらゆる攻撃に対し、「米国のITインフラは装備が不十分だ」と指摘した。
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情報セキュリティにおいて、ランサムウェアは最大級の脅威だ。バックアップはランサムウェア対策の最後の砦ともいえるが、昨今はバックアップデータへの攻撃も目立ってきた。そこで、ストレージによる対策のアプローチを紹介する。
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一時期減少したランサムウェア攻撃が再び増加傾向にあるという。攻撃者がAIの力を得て、手口をさらに巧妙化させているためだ。防御側の組織もセキュリティ対策としてAIを取り入れているものの、攻撃者に対して後手に回ってしまっている。
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