政府の医療IT戦略はアベノミクスでどう変わる?マイナンバー法の影響はあるのか

2012年末の政権交代、新たな医療計画の実施など、2013年は医療ITを取り巻く環境が変化した。IT化の推進体制や関連法案の現状をまとめた。

2013年05月16日 08時00分 公開
[翁長 潤,TechTargetジャパン]

 2012年12月に発足した第2次安倍内閣は、経済政策「アベノミクス」の3本の矢の1つである成長戦略の重点分野に「健康・医療」を挙げ、医療分野のIT化を重視している。経済・社会的な状況や医療政策に影響を受ける医療のIT化。政権交代によって今後どう変化するのだろうか。

内閣官房に「健康・医療戦略室」を設置し、政権交代後も注力

 医療分野は、前・民主党政権の成長戦略「日本再生戦略」(2012年7月発表)でも重点分野の1つに位置付けられていた。内閣官房に設置された「医療イノベーション推進室」(2010年11月)は、2012年6月に「医療イノベーション5カ年戦略」を策定。この戦略では「最先端の医療技術の実用化」「国際競争力の高い関連産業の育成」を実現するとともに、国民の医療・健康水準の向上を目指していた。

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