「ソチ五輪を訪れる人は、直ちにハッキングされる」。米NBC Newsが報じたリポートは行き過ぎたネガティブキャンペーンと批判されて当然だが、海外渡航予定者のセキュリティリスクの注意喚起には効果があったという。
米NBC Newsは2014年2月初旬、外国特派員主任リチャード・エンゲル氏によるリポートを放送し、「ロシアでは旅行者のPCやモバイル端末がいかに簡単にハッキングされ得るか」の検証を試みた。2014年冬季オリンピックの開催国であるロシアは、オンライン諜報活動や国家レベルのハッキング行為との深い関わりが指摘されている。
この検証の正当性をめぐっては複数のセキュリティ専門家から疑問の声が上がったが、このリポートが「ビジネスデータのセキュリティ対策の基本を忠実に守らなければ、勤務先の機密情報をリスクにさらすことになりかねない」という現実を旅行者に思い出させる役割を果たしたのは確かだ。
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