“クラウド心配性”を払拭する「Office 365」セキュリティ入門社外からのアクセスはやっぱり不安?

オフィス外のユーザーが電子メールにアクセスできることがセキュリティの問題になると懸念していないだろうか。そのような場合は「クライアントアクセスポリシー」の実装をお勧めする。

2014年07月25日 15時00分 公開
[Steve Goodman,TechTarget]

 米Microsoftの「Microsoft Office 365」に移行すると、多くの企業はインターネット経由で「Microsoft Exchange Server」などのサービスにアクセスできるようになる。「Outlook Web App」(OWA)、「Outlook Anywhere」「Microsoft ActiveSync」へのアクセスを用意している企業は珍しくない。だが、エンドユーザーがネットカフェや個人所有のデバイスなど、オフィス以外の場所から電子メールにアクセスできるようにすることを望まない企業もある。後者の企業は、クライアントアクセスポリシーを作成することをお勧めする。

 Office 365はインターネットベースのサービスだ。全てのクライアントはパブリックなインターネット経由でサービスにアクセスすることになる。そのため、Office 365のサービスへのアクセスにセキュリティが確保されたデバイス(会社所有のデバイス)を使用することを義務付けている企業もある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news121.jpg

「ファクトチェック廃止」の波紋 Metaにこれから起きること
Metaがファクトチェックの廃止など、コンテンツに関するいくつかの重要なルール変更を行...

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年1月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news041.jpg

「非常時にピザ1枚無料」のデータがドミノ・ピザのマーケティングに生む好循環とは? CMOに聞く
2024年10月にDomino'sのチーフブランドオフィサーからエグゼクティブバイスプレジデント...