スマホユーザーを敵に回しても「モバイルデバイス管理(MDM)」をやめてはいけない企業におけるMDMの立ち位置を整理

「モバイルデバイス管理(MDM)」は、長い年月を掛けて大きく発展した。従業員からの反発があるからといって、その価値が下がるわけではない。

2015年04月16日 08時00分 公開
[Jack MaddenTechTarget]

 ユーザーとスマートフォン/タブレットの間には密接な関係が築かれている。対して管理者は何年もの間、過度に厳格でエンドユーザーの操作性を低下させる「モバイルデバイス管理(MDM)」による制御を導入してきた。IT部門は、従業員から好まれる形でMDMを効果的に使用する方法を探し続けている。

 MDMが誕生したばかりのころ、多くの管理者は、従業員が所有するスマートフォンをカナダBlackBerryの「BlackBerry」のようなものにして、セキュリティを確保したいと考えていた。だがこのアプローチは、企業環境に一般コンシューマー向け端末を持ち込む問題を解決するには至らず、すぐに従業員からの反感を買うことになった。

「iPad Air 2 Wi-Fi 16GB」、読者プレゼント実施中!

iPad Air 2

TechTargetジャパンは、代表的なオフィススイートであるMicrosoftの「Microsoft Office」関連の記事を集約したテーマサイト「iPhone、iPad、Android版登場で何が変わる? あなたがきっと知らない『Microsoft Office』の世界」を開設しました。本テーマサイトの開設を記念して、米Appleのタブレット「iPad Air 2 Wi-Fi 16GB」(色はゴールド)を抽選でプレゼントします。


成熟する「EMM」

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...

news183.jpg

GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...

news160.jpg

B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...