2015年09月04日 08時00分 公開
特集/連載

第2のWatsonとなるか? Cortanaで予測解析に挑むMicrosoftMicrosoftのビッグデータ解析サービス

Microsoftは、Windows 10にも搭載されている音声技術「Cortana」をクラウドベースの解析サービスに組み込むことを計画している。Microsoftのサービスは第2のWatsonとなるのか?

[Cliff Saran,Computer Weekly]
Computer Weekly

 米Microsoftのデジタルパーソナルアシスタントツール「Cortana」は、ビジネス向け予測解析分野にも乗り出そうとしている。

 同社のスマートフォン「Windows Phone」の音声技術として産声を上げたCortanaは、テキスト分析エンジンと機械学習能力を備えている。そしてMicrosoftは、米IBMの「Watson」のように、ビッグデータを活用するクラウドベースの分析サービスにこのCortanaを組み込むことを計画している。

Computer Weekly日本語版 9月2日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 9月2日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 同社でクラウドおよびエンタープライズ分野のコーポレートバイスプレジデントを務める沼本健氏は、米フロリダ州オーランドで開催された「Microsoft Worldwide Partner Conference 2015」についてのブログに次のように投稿している。「今やデータは、重要な戦略的ビジネス資産になっている」

 「デバイス、顧客、活動など世界中のあらゆる事象が、新しいエクスペリエンス、新しい能力、新しいビジネスモデル、さらには新しい発明へと導く、極めて豊富なデータを生み出している。このデータを活用できるか否かが、企業の命運を分ける」

 同社は、企業のデータ資産活用をサポートするため、2015年内にリリースされる「Cortana Analytics Suite」サービスでビッグデータと分析機能の統合を計画している。

 沼本氏は次のように語る。「当社は、Cortana Analytics Suiteで高度な分析を行うためのテクノロジーとインフラ(機械学習、ビッグデータストレージ、クラウドでの処理など)や知覚インテリジェンス(視覚、顔、音声認識など)の研究と革新に、何年もかけて取り組んでいる。目的は、企業がビジネスを加速するために的確で素早い判断ができるようにすることだ」

アーリーアダプターアプリケーション

 沼本氏によれば、Cortana Analytics Suiteはリアルタイムの製品推奨、顧客離れ予測、不正の発見、予知保全などを行うアプリケーションに役立つという。

ITmedia マーケティング新着記事

news032.jpg

Amazonの「ブランド広告力」が調査で判明、GoogleとFacebookを圧倒する理由は?
大手ECサイトの広告媒体としての価値がますます高まっている。リテールメディアへの広告...

news009.jpg

複雑化するマーケティング、CMOがまず着手すべきこととは?
本連載では、これからのデジタルマーケティングで継続的に成果を創出するために必要な新...

news181.jpg

Wi-Fiプローブデータを活用した屋内DOOHのインプレッション計測モデル、シスコとLIVE BOARDが共同開発
カメラを設置することなく、より安価でシームレスな計測が可能に。