最新かつ“最後”のWindowsである「Windows 10」。既存のWindowsからのアップグレード方法から、デジタルアシスタント「Cortana」まで、Windows 10を基礎からおさらいする。
歴史のある「Windows」の系統の中で最新のOS、そして米Microsoftいわく “最後のWindows”である「Windows 10」がリリースされた。Microsoftは、2、3年ごとに新しいOSをリリースするという従来のやり方を変更。代わりに米Googleが絶えず「Chrome OS」をアップデートしているのと同様な方法で、Windows 10を永続的にアップデートするつもりだ。
結局のところ、この変更は歓迎すべきニュースである。IT管理者は新しいライセンス料や、Windows 10後の新OSへの移行に伴う問題に対処する必要は基本的になくなる。アップデートのタイミングを調整することもできる。特定の機能が必要でない場合、または他の企業がアップデートに対してどのように反応するかを確認したい場合、そのままアップデートをスキップすればよいのだ。
セキュリティのアップデートは、これらのアップデートとは完全に別の存在である。管理者はアップデートがリリースされ次第インストールし、それでも望まない機能のアップデートは見送る、といったことも可能だ。本稿では、そんなWindows 10へのアップグレード方法や主要機能を簡潔に解説する。
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