Windows 10も搭載、“パスワードのない世界”を作る「FIDO」とは?“パスワード限界論”で再考する「認証システム」の現実解【第3回】(1/3 ページ)

ID/パスワード認証に変わる、新たな認証の在り方を提示する「FIDO」。Microsoftの最新OS「Windows 10」にも実装されたFIDOについて、詳しく説明する。

2015年08月28日 08時00分 公開
[君塚俊哉ノベル]
画像 FIDO公式サイト

 連載第1回「ID/パスワード認証は本当になくなる? 『パスワード限界論』の真実」では、パスワードを使わない新たな認証仕様「FIDO(Fast IDentity Online)」に触れた。FIDOは、認証情報をサーバに送信せず、クライアント側で認証する新しい認証仕様だ。認証関連の米業界団体FIDO Allianceが2014年12月に公開した。

 FIDO Allianceに参加する企業は増え続けており、現在200社に上る企業が参加を表明している。NTTドコモもその1社であり、同社が2015年5月に発表したスマートフォンの一部は、FIDO準拠の認証機能を備える。Webサービス側がFIDO準拠の認証を可能にしていれば、エンドユーザーは端末側の認証を済ますだけで、そのままログインできる。

FIDOの理解に不可欠な「多要素認証」「多段階認証」

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news018.jpg

Cookie廃止で広告主とデータプロバイダ、媒体社にこれから起きることとその対策
連載の最後に、サードパーティーCookie廃止が広告主と媒体社それぞれに与える影響と今後...

news100.jpg

メタバース生活者定点調査2023 メタバース利用経験は横ばいでも認知は向上
博報堂DYホールディングスによる「メタバース生活者定点調査2023」の結果です。メタバー...

news165.jpg

GoogleのBIツールからLINEにノーコードでデータ連携 primeNumberが「trocco action for Looker」を提供
primeNumberが「trocco action」の提供を開始。第一弾としてGoogleのBIツール「Looker」...