Dockerは2015年11月、運用や管理を向上させるオンプレミスのCaaS(Containers as a Service)ソリューションとともに、Dockerコンテナのセキュリティ強化を発表した。
開発者の間で急速に普及が進んでいる米Dockerのオープンソースコンテナ管理ソフトウェア「Docker」。その勢いに乗ってエンタープライズ市場におけるコンテナ技術の包括的なサプライヤーを目指す同社は、運用に焦点を当てた製品の拡充を打ち出した。
Dockerは2015年11月中旬、スペインのバルセロナで開催した開発者カンファレンス「DockerCon Europe 2015」で、Dockerベース分散アプリケーションのライフサイクル管理を実現するための一連の機能やソリューションを発表した。発表されたのは、Dockerコンテナの新しいセキュリティ機能に加え、任意のインフラを使用した本番環境に分散アプリケーションを展開し、管理するためのオンプレミスソリューション「Docker Universal Control Plane 1.0」など。このソリューションの提供は、参入ベンダーが増えている「Containers as a Service(CaaS:サービスとしてのコンテナ)」分野におけるDockerの新たな展開だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
AIや機械学習を基盤とするシステムを活用した、高度な研究を支えるインフラ整備が必要となったキャンベラ大学。だが負担が増大していたIT部門は、効率的な対応を行うことが難しかった。こうした中、同大学が採用したアプローチとは?
VMware製品の永続ライセンスが廃止され、新ライセンスモデルが導入されたことで、多くの企業はITインフラ戦略の再検討を迫られている。本資料では、3つの選択肢のメリットとデメリットを整理し、最適な判断を下すための方法を紹介する。
VMwareの体制変更を機に、IT基盤のクラウド移行を検討する組織が増えつつある。そこでMicrosoft AzureとNutanixを活用した柔軟なインフラ基盤の構築方法や、実際の成功事例を解説。VMwareからの移行を検討中の担当者はぜひ確認してほしい。
仮想化環境の移行は、チームがどれだけ高いスキルを有していても困難を伴う。「今の環境と同じ機能を利用できるか」などのチェック事項も多い。そこで、ベンダーロックインを伴わずに、優れた仮想化テクノロジーへ移行する方法を紹介する。
IT環境の多様化・複雑化に、VMware買収の話が加わって、組織のIT担当者の悩みは増える一方だ。このような状況において、管理運用の簡素化とリスクの軽減をどのように実現すればよいだろうか。
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...