“ハニーポット”を上手に使う「能動的多層防御」のコツおとりで誘い込む脅威対策(1/2 ページ)

サイバーセキュリティの多層防御の真の意味を理解するには、その起源となった軍事戦略「縦深防御(defense in depth)」を理解しなければならない。大事なのは、脅威は進入するものという前提を持つことだ。

2016年07月11日 12時00分 公開
[Peter SullivanTechTarget]

 長い間、サイバーセキュリティの多層防御(defense in depth)は多くの話題を提供してきた。例えば、米国国土安全保障局は、産業用制御システムを対象とする多層防御戦略を推奨しており、米国国家安全保障局も、多層防御を「現代の高度にネットワーク化された環境において情報保証を実現する実践的な戦略」と呼んでいる。

 だが、これまで交わされてきた議論の中で、その起源となった軍事防衛戦略「縦深防御(defense in depth)」が話題になったことはない。

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