クラウドアプリケーションとビッグデータサービスは、NoSQLデータストアの新たな波をもたらした。MicrosoftとOracleはどんなサービスを提供しているのか。
世の中には大量のデータが存在する。だがその多くは、複雑なクエリ言語を伴う重量級のリレーショナルデータベースに保存する必要はない。クラウドアプリケーションとビッグデータサービスには特にそれが当てはまる。そこから、新興のサプライヤーとオープンソースプロジェクトが提供するNoSQLデータストアという新しいカテゴリーが浮上した。
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NoSQLは幅広いアプリケーションスタックに使われている。「Apache Cassandra」「Apache Hadoop」「Apache CouchDB」「MongoDB」「Riak」など、挙げればきりがない。
だがそうした新興勢力のみがNoSQLプラットフォームの全てではない。MicrosoftとOracleという2大勢力を含め、ほとんどのデータベースサプライヤーも参入している。両社はNoSQLに対して異なるアプローチを取り、一方は自社の既存のツールに連動するNoSQLストアを、もう一方はハイパースケールクラウドサービスの一部となる新サービスを構築している。
NoSQLに対するMicrosoftのアプローチは「Microsoft Azure」を中心に構築され、「クラウド生まれのアプリケーション」のサポートに重点を置く。キーバリュー型の「Azure Tables Storage」はAzureの初期から存在していたが、規模を拡大したサービス「DocumentDB」は世界展開が始まったばかりだ。MicrosoftのNoSQLツールをオンプレミスで運用したい場合は「Azure Stack」を利用する必要がある。Azure Stackではまず、MicrosoftのNoSQLキーバリューストアTablesのローカル版を提供する。
AzureのNoSQLストアは主に、運用データソースと分析データソースという2つの役割を果たす。
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