Skype会話もWebカメラ映像も盗聴可能? 極悪キーロガー「iSpy」の怖さ検出を困難にする工夫も

現在の商用キーロガーでできることはキーストロークの記録だけではない。キーロガー「iSpy」の最新版では、「Skype」のチャット内容やWebカメラの監視など多彩な機能を備える。

2017年03月09日 15時00分 公開
[Nick LewisTechTarget]
画像 打鍵内容の取得だけがキーロガーの怖さではない

 キーロガー「iSpy」の新バージョンは、Webブラウザに保存したパスワードやソフトウェアのライセンスキーを盗んだり、コミュニケーションツール「Skype」のチャット内容を記録したりできる。このキーロガーを使った攻撃手口と、その防御策について解説する。

 悪質な商用キーロガーであるiSpyは、キーストロークの記録やスクリーンショットの取得、Webカメラ/クリップボードの監視など、スパイ活動を支援するさまざまな機能を備える。

検出を逃れるiSpy

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