2017年10月25日 05時00分 公開
特集/連載

レジストリを2つ編集するだけでWindowsデジタル署名が無意味になるその署名、本当に本人ですか

セキュリティの基本は正しいものを通し悪いものを遮断することだ。「正しさ」はデジタル署名などで証明する。しかしWindows10でとある操作をすることでデジタル署名が無意味になるという。その真相を探る。

[Michael Heller,TechTarget]
画像 疑わしいデジタル署名?

 米セキュリティカンファレンスDerbyCon 7.0で講演した研究者によると、Windowsデジタル署名による保護は一般的なプログラム認証方法だが簡単に打破されてしまうため、これだけに頼ってプログラムの認証を行うべきではないという。

 米サイバーセキュリティ企業SpecterOpsのセキュリティ研究者マット・グレイバー氏は、レジストリキーに2つの簡単な編集を加えるだけで悪意のある攻撃者がWindowsデジタル署名のチェックを免れ、プログラムを実行する過程を実演した。

 同氏によるとデジタル署名の目的は、プログラムにデジタル署名をしたエンティティについての情報を提供し、そのバイナリの完全性を保証することにあるという。ここでいうエンティティは「デジタル署名でそのデータやプログラムなどが正式なものであると保証したい人」とする。ではデジタル署名のチェックを免れるとは例えばプログラムのデジタル署名後に、何らかの方法によってハッシュ値が一致しないように破損されたか、もしくはバックドアが仕掛けられたのだろうか?

Windowsデジタル署名が証明するものは安全性ではない?

ITmedia マーケティング新着記事

news194.jpg

残念なブランド体験で8割の顧客は「もう買わない」――Sitecore調査
消費者にとって不都合な事象が発生した際にも、ブランドを好きでいられるのは10人に1人。

news131.jpg

ナイキとアディダスに学ぶ ファンを増やす企業文化とは?
スポーツにおけるトップブランドの座を巡ってし烈な競争を繰り広げてきたナイキとアディ...

news046.jpg

DXにおける「コンサルティング力」とは?
DXが加速する中でコンサルティング人材へのニーズが高まっています。DXにおける「コンサ...