Appleの「macOS Catalina」には、従来のアプリケーションとの相性や新ファイルシステムの挙動などに幾つかの問題がある。macOS Catalinaの導入を決める前に考慮すべき点を解説する。
Appleは2019年10月に、同社のクライアントデバイス「Mac」向け最新OS「macOS Catalina」の提供を開始した。企業はmacOS Catalinaを導入する前に「自社の環境でmacOS Catalinaを安定して運用できるかどうか」を検討すべきだ。
macOS Catalinaには幾つかの難点がある。企業がmacOS Catalinaを導入するかどうかの判断は、従業員のMacの使い方に左右される。
macOS Catalinaの最も重要な変更点の一つ は、32bitアプリケーションのサポートを打ち切ったことだ。これにはMac向け仮想化ソフトウェア の「VMware Fusion」やオフィススイートの「Microsoft Office」、Intuit製の会計ソフトウェア「QuickBooks」などの古いバージョンも含まれる。
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