Apple製モバイルデバイスを利用する企業のIT担当者は、「Apple Business Manager」のメリットとデメリットを把握し、既存のMDM/EMMツールと連携するかどうか確認すべきだ。
「iPhone」や「iPad」といったApple製モバイルデバイスを管理するIT担当者は、ユーザーの生産性の維持と、自分が関わる管理プロセスの簡素化、この2者のバランスを取らなければならない。
モバイルデバイスを活用する企業は一般的に「モバイルデバイス管理」(MDM)ツールや「エンタープライズモビリティー管理」(EMM)ツールを運用している。Apple製モバイルデバイスを効果的に管理するには、これらのツールを同社のモバイルOS「iOS」に組み込まれている標準の管理機能と直接連携させる必要がある。この機能はAppleのデバイス導入支援プログラム「Device Enrollment Program」(DEP)を利用している企業にとっては特に重要だ。IT担当者はこのプログラムによって、新しいデバイスをあらかじめ構成することなくユーザーに配布できる。
Appleは、2019年末をもってDEPの提供を終了する。企業がDEPを引き続き利用したい場合は、Appleの新しいデバイス導入支援サービス「Apple Business Manager」に移行する必要がある。IT担当者はこの移行を決める前に、Apple Business Managerのメリットを全て把握しておくべきだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年2月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
日本テレビの運用型テレビCM「スグリー」、プレミアパートナー企業9社を認定
日本テレビは、テレビCM枠をWebで購入できるサービス「スグリー」のプレミアパートナー9...
ウェルチのCMOが語るリブランディング 脱「ぶどうジュースの会社」なるか?
Welch’s(ウェルチ)が製品の品揃えを拡大する中で、CMOのスコット・ウトケ氏はブランド...