2020年03月26日 05時00分 公開
特集/連載

「ディープフェイク」は企業に利益をもたらすかGANのリスクを超えて【前編】

データの複製に敵対的生成ネットワーク(GAN)を用いることは、人工知能(AI)技術に潜む最大のリスクの1つとされている。だが、企業は有益なコンテンツの作成にディープフェイクを使うことも可能だ。

[Rowena Lindsay,TechTarget]

関連キーワード

機械学習


 「ドナルド・トランプを批判するバラク・オバマ」「Facebookがいかにユーザーを抱えているかを自慢するマーク・ザッカーバーグ」「インディー・ジョーンズやジェームズ・ボンドを演じるニコラス・ケイジ」……ソーシャルメディアで爆発的に拡散するバイラル動画はいずれももっともらしく見える。だが、恐らくそれらの大半は「ディープフェイク」だ。

 ディープフェイクとは、敵対的生成ネットワーク(Generative Adversarial Network:GAN)を使って本物を装い、偽造された動画や画像、音声を指す。GANとは1つのデータセットを機械学習の2つのアルゴリズムで確認し、アルゴリズムを相互に競わせて、そのデータセットに属する追加データを推測する技術だ。

 近年はディープフェイクを合成するアプリケーションを簡単に入手できる。かつてはスキルを要したテクノロジーを誰もが使えるようになっているのだ。その目的が楽しみのためか、不正のためかは関係ない。GoogleやFacebookのような企業が、こうした動画の人気の高まりや普及を抑えようと取り組んでいる。だがディープフェイク生成のための人工知能(AI)技術は、全ての企業が認識しておくべきものだ。

GANを正しい方向へ

ITmedia マーケティング新着記事

news022.jpg

「サイト内検索」ツール(有償版) 国内売れ筋TOP10(2021年7月)
サイト内検索(サイトサーチ)ツールは検索窓から自社サイト内のコンテンツを正確に、効...

news139.jpg

SNSの利用時間は77.8分、Instagram利用率は50%超え――Glossom調査
スマートフォンでの情報収集に関する定点調査。スマートフォンの利用時間は順調に増加し...

news061.jpg

インフルエンサーがスポーツ観戦で最も利用しているSNSは「Instagram」――LIDDELL調べ
東京五輪の開催中に情報収集や投稿でSNSを活用すると回答した人は全体の96.9%に上りまし...