2015年もクラウド業界は目まぐるしく変化した。前編では、DellによるEMCの買収、HPのパブリッククラウド撤退、GoogleとVMwareとの提携といったビッグニュースをまとめた。
この1年で、クラウドコンピューティングを取り巻く状況は大きく変わった。良い動向もあれば、見方次第では悪い動向もあった。
「Docker」コンテナやオープンソースのクラウドプラットフォーム「OpenStack」のように、企業のIT担当者からの評価が高まったテクノロジーもあれば、「HP Helion」のようにパブリッククラウドの激戦市場から撤退したテクノロジーもある。クラウドプロバイダーの間では、米VMwareと米Googleのように、ユーザーに大きく影響する新しい提携や買収が行われた。
2016年を迎える前に、クラウドコンピューティング市場の勢力図を書き換えた2015年の10大事件を振り返ってみよう。
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