Windows 10を持ち出す――「Windows to Go」が仮想デスクトップより優れている点ポータブルデスクトップは仮想デスクトップの代わりになる?

ポータブルデスクトップはフォームファクター次第で仮想デスクトップよりも高い性能とセキュリティを期待できる。ただしポータブルデスクトップも仮想デスクトップ同様に万能ではない。

2017年02月22日 12時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

関連キーワード

Windows 10 | デスクトップ仮想化


イメーション「IronKey Workspace W700」《クリックで拡大》

 ポータブルデスクトップは、フォームファクター次第で高いパフォーマンスと高いセキュリティを確保できる。しかしデスクトップ仮想化ほど幅広いユースケースには対応できないようだ。

 仮想デスクトップへの移行は簡単ではない。コストも掛かるし、エンドユーザーとIT担当者の習得も必要だ。そうした理由から、代わりに「Windows to Go」などのポータブルデスクトップを使えないかと考える企業もあるだろう。

 ポータブルデスクトップも仮想デスクトップも万能ではない。どちらが自社の要件に合っているのか、IT担当者はよく検討する必要がある。

 まず、ポータブルデスクトップには2種類ある。1つはPCタイプで、一般的なノートPCよりは大型で能力も高い。ノートPC程度の筐体でありながら、デスクトップPC並みのパワーを持つ。もう1つはリムーバブルメディアタイプで、USBフラッシュドライブなどからブートできるポータブルデスクトップだ。

ポータブルデスクトップマシン

ITmedia マーケティング新着記事

news084.jpg

生成AIが生み出す「バーチャル生活者」の声を聴くメリットとは?
博報堂は、独自の大規模生活者調査データベースに生成AI技術を組み合わせて作り出した「...

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...