「ストレージ仮想化/SDS」徹底比較 選び方、お薦め製品は?

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、ストレージ仮想化/SDSに関する比較の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

ストレージ仮想化とはどのような技術なのか

 ストレージ仮想化とは、複数の物理ストレージを単一のストレージ領域(ストレージプール)にまとめ、必要な容量を論理的に分割して仮想ストレージとして利用できるようにする技術だ。ストレージプールと仮想ストレージは、管理コンソールで一元管理できる。(続きはページの末尾にあります)

ストレージ仮想化/SDS関連の比較

SDS(ソフトウェア定義ストレージ)とは? 長所と短所を徹底解説

「ソフトウェア定義ストレージ」(SDS)の定義はベンダーによって異なり、市場には「SDS」をうたう、さまざまな種類の製品がある。SDSの主要な種類ごとに、長所と短所を整理する。

(2023/5/9)

「ストレージ仮想化」と「ソフトウェア定義ストレージ」(SDS)の主な違いとは?

企業が「ストレージ仮想化」製品の導入を検討する際、比較対象となり得るのが「ソフトウェア定義ストレージ」(SDS)製品だ。両者は何が違うのか。簡潔に紹介する。

(2022/2/25)

「ストレージ仮想化」製品選定に失敗しない選び方のポイントとは?

ストレージ仮想化製品を導入するときは、仮想ストレージの種類や手法、管理方法を基に検討することが必要だ。ストレージ仮想化製品の選び方のポイントを説明する。

(2022/2/18)

ストレージ仮想化の「ホストベース」「アレイベース」「OSベース」「ファイルシステムベース」「ネットワークベース」の違いとは?

ストレージ仮想化には複数の方式があり、その特徴やメリットは異なる。5つのストレージ仮想化方式の仕組みと特徴を説明する。

(2022/2/4)

ストレージ仮想化の「ファイルレベル」「ブロックレベル」の違いとは?

ストレージ仮想化を仮想化の対象によって分類すると、「ファイルレベル」と「ブロックレベル」の2種類に大別できる。これらはどう違うのか。

(2022/1/28)

「vSAN」「Virtual Volumes」(vVols)の違いは VMwareのストレージ仮想化製品

VMwareはSDDCを実現するためのさまざまな仮想化製品を提供している。その中からストレージ仮想化を実現する「vSAN」「VMware vSphere Virtual Volumes」と、運用管理の「VMware vRealize Suite」を取り上げる。

(2021/3/31)

あらゆるストレージとデータソースをコンテナ化して統合する「Rook」の魅力

Rookは、各種ストレージハードウェアやクラウドストレージ、SQLおよびNoSQLデータベースをまとめてソフトウェア定義ストレージ化する。Kubernetesユーザー注目のソリューションの魅力と課題を紹介する。

(2020/5/13)

主要オブジェクトストレージサプライヤーと製品の特徴

オブジェクトストレージを選ぶポイントとは何か。オブジェクトストレージに必須の要素とともに、主要サプライヤーとその製品の特徴を紹介する。

(2019/12/18)

ソフトウェア定義ストレージを生かすにはストレージ管理者の変化も必要

データの有効活用にソフトウェア定義ストレージがどのように貢献するのか。何が実現するのか。だがそのためにはストレージ管理者も変わらなければならないという。

(2018/11/19)

ソフトウェア定義ストレージの基礎と製品の選び方

ハードウェアのコモディティ化が進み、ソフトウェア定義ストレージを実現する環境が整ってきた。改めてソフトウェア定義ストレージの基礎から進化の方向性、製品の選び方を解説する。

(2018/7/13)

分散ストレージ技術の「Ceph」 オープンソース(OSS)と商用製品の違い

分散ストレージ技術の「Ceph」は、オープンソースライセンスで、無償利用できる。ただし商用製品版のCephの方が適している状況もある。

(2018/6/26)

隠れたオブジェクトストレージのメリット「バックアップ不要説」は本当か

この記事では2回に分けてオブジェクトストレージの特徴とメリットを解説する。後編では、可用性とデータ保護手法から有力ベンダーの適材適所の考察を紹介する。

(2017/6/28)

本当にコスト削減になる? ソフトウェア定義ストレージのメリット/デメリット

コモディティハードウェアとソフトウェアで実現するソフトウェア定義ストレージは、専用ハードウェアよりもコストが削減できる可能性がある。しかし、デメリットにも目を向ける必要がある。

(2017/2/14)

ここから始まる「ストレージ仮想化」、5つの方法とは?

企業でストレージを仮想化するアプローチには大きく5つがある。各アプローチのメリットとデメリットを把握し、自社のデータセンターに最適なアプローチを見つけてほしい。

(2016/1/22)

大容量データ保護の福音イレージャーコーディングで「RAIDは不要になる」

HDDの大容量化に伴い、RAIDによるデータ保護は限界を迎えている。その代わりに注目されているのが、「イレージャーコーディング」という手法だ。これでRAIDの時代は終わるのだろうか?

(2014/8/12)

OpenFlowに関心は20%超、読者調査が示すネットワーク最新動向

ネットワーク運用やネットワーク機器の導入に関する調査リポートからは、読者が悩んでいるポイントや、今後のIT投資の方向性が見える。リポートの概要を紹介する。

(2013/12/18)

仮想環境の対策に不安、読者調査が示すバックアップ環境の現状

TechTargetジャパンが実施したバックアップ/リカバリ環境に関する調査では、仮想環境が普及している中でも、物理環境のバックアップ手法に依存している企業が多いことが分かった。

(2013/7/31)

ストレージ仮想化の導入率は26.0%、読者調査が示すユーザーの期待感

TechTargetジャパンが実施したストレージ利用状況の調査では、今後導入予定または検討中の機能として「ストレージ仮想化」が最も多く挙げられ、現状の不満を解消できる方法として期待されていることが分かった。

(2013/7/18)

安定期に入ったサーバ仮想化、Hyper-Vへの乗り換えは増える兆し

TechTargetジャパンは2013年6月にサーバ仮想化導入に関する読者調査リポートを実施した。本稿では調査結果の一部として、2012年と比較したサーバ仮想化の導入状況や製品導入状況をリポートする。

(2013/7/17)

ストレージ仮想化の活用パターンが分かる3つのホワイトペーパー

大量データをより効率的に蓄積・管理できるとして、ストレージ仮想化が注目を集めている。その活用パターンを学べる3つのホワイトペーパーを紹介する。

(2013/5/10)

ストレージ仮想化の仕組みとは

 ストレージ仮想化ソフトウェアは、物理ストレージの利用可能なストレージ容量を特定し、その容量をストレージプールに集約する。ストレージプールは、物理サーバや仮想マシン(VM)から使用できる。

 エンドユーザーからは、ストレージプールを構成するストレージリソースは直接見えない。エンドユーザーが利用する仮想ストレージは、読み取りと書き込みが可能な単一の物理ストレージのように見える。

 ストレージ仮想化ソフトウェアは、物理ストレージとホスト(PCやサーバなど、ストレージにアクセスする任意のデバイス)間のデータのやりとりを仲介する。OSやアプリケーションはストレージ仮想化ソフトウェアを介して、仮想ストレージを利用する。

 複数のHDDを組み合わせて1つのHDDのように利用できるようにするRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)アレイも、ストレージ仮想化の一種と考えることができる。エンドユーザーには、RAIDアレイ内の複数のドライブが1つのストレージのように見える。

 RAIDアレイは、複数のドライブに対してデータのストライピング(分散して書き込むこと)やレプリケーション(複製)を実行する。こうすることで1秒当たりI/O(入出力)を向上させながら、1つのドライブで障害が発生した場合に備えてデータを保護できる。