ストレージ仮想化の「ファイルレベル」「ブロックレベル」の違いとは?「ストレージ仮想化」の種類と選び方【前編】

ストレージ仮想化を仮想化の対象によって分類すると、「ファイルレベル」と「ブロックレベル」の2種類に大別できる。これらはどう違うのか。

2022年01月28日 05時00分 公開
[Jessica LulkaTechTarget]

 適切な「ストレージ仮想化」製品を選択するには、ストレージ仮想化の対象や方式、自社のストレージに対するニーズなどを考慮する必要がある。ストレージ仮想化はストレージのデータ格納効率を最大限に引き上げて、ストレージのライフサイクルを延ばすのに役立つ。

「ファイルレベル」と「ブロックレベル」の違い

 ストレージ仮想化を仮想化の対象で分類すると、主に「ファイルレベル」と「ブロックレベル」に分けることができる。

 ファイルレベルのストレージ仮想化は、主にNAS(ネットワーク接続ストレージ)向けの技術だ。特定のサーバとストレージの結び付きをなくし、複数のサーバでストレージを共有できるようにする。サーバ間で同じファイルを共有しやすくなるため、ストレージの利用効率を向上させやすくなる。

 ブロックレベルのストレージ仮想化は、主にSAN(ストレージエリアネットワーク)で広く使用されている。データを読み取ったり、書き込んだりする単位である「ブロック」を複数まとめた「ボリューム」を仮想化する。利用可能なブロックをまとめて、サーバが共有仮想リソースとして利用できるようにする。製品間の違いを意識することなく、複数のストレージを単一のストレージとして管理できるようにすることで、管理負荷を減らす。


 次回は仮想化の方式に応じて分類した場合の、ストレージ仮想化の種類を紹介する。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news135.png

インターネットの利用環境、女性の66%は「スマホのみ」――LINEヤフー調査
LINEヤフーが実施した2023年下期のインターネット利用環境に関する調査結果です。

news108.png

LINEで求職者に合った採用情報を配信 No Companyが「チャットボット for 採用マーケティング」を提供開始
就活生が身近に利用しているLINEを通して手軽に自社の採用情報を受け取れる環境を作れる。

news102.jpg

GoogleがIABのプライバシーサンドボックス批判に猛反論 完全論破へ42ページのレポートを公開
Googleは、米インタラクティブ広告協会から寄せられた批判について「多くの誤解と不正確...