「デスクトップ仮想化/VDI/DaaS」のノウハウ、賢い使い方のヒント

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デスクトップ仮想化の仕組み

 デスクトップ仮想化は、クライアントOSを実行するための端末と、そのクライアントOSを使用するための端末を分離する。(続きはページの末尾にあります)

デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の運用&Tips

「PCの理想はハイスペック」という“神話”はもう時代遅れ?

優秀な人材を獲得するためにはハイスペックなPCを用意することが欠かせないという考え方があるが、企業はこの神話を安易に信じるべきではない。その理由を説明する。

(2023/6/28)

Windows 11移行で“やりくり上手”ほど「Windows 365」にしたくなるのはなぜ?

「Windows 10」から「Windows 11」へのアップグレード時にWindowsライセンスの見直しを進めることは、コスト削減に有効だ。DaaSの「Windows 365」を含めて、Windowsを利用するためのライセンスの選択肢を探る。

(2023/6/25)

定額制PC「PCaaS」の魅力と“後悔”しないためのチェックポイント

クライアントデバイスを調達する手段として「PCaaS」(PC as a Service)がある。PCaaSは便利な一方、幾つかの注意点がある。それは何なのか。

(2023/6/21)

テレワーカーも会社も喜ぶ「クライアントデバイス」の導入・選定ポイント

テレワークが定着し、オフィス前提の働き方が崩れる中、あらためて考えるべきなのが最適なクライアントデバイスの選択だ。導入や選定時に注意すべきポイントは何なのか。

(2023/6/14)

マウスがリモートデスクトップで動かない場合は“あのソフトウェア”を変更する

リモートデスクトップでマウスが使えないとき、リモートデスクトップに必要な“あるソフトウェア”が原因となっている場合があるという。それは何なのか。対処法とは。

(2023/5/18)

macOS使いが「マルチディスプレイ」のリモートデスクトップでWindowsを使う方法

ローカル端末のOSが「macOS」や「IGEL OS」の場合でも、「リモートデスクトップ」でマルチディスプレイが利用できる。何をすれば、これらのOSでリモートデスクトップ時のマルチディスプレイを有効化できるのか。

(2023/5/16)

「マウスは生きているのにリモートデスクトップで使えない」原因の賢い見分け方

マウスに問題がないにもかかわらず、リモートデスクトップでマウスが使えなくなったとき、原因として次に考えられるのは何なのか。問題を見分ける方法とは。

(2023/5/11)

Bluetoothマウスや光学式マウスはなぜ動かなくなるのか? 端的な理由はこれだ

リモートデスクトップでマウスが利用できないときは、まずはマウス自体に問題がないかどうかを確認すべきだ。マウスの種類によって、うまく動かなくなる理由は異なる。理由にどのような違いがあるのか。対処法は。

(2023/4/27)

リモートデスクトップでも実は使えた「マルチディスプレイ」 利用する方法は?

複数台のディスプレイによるマルチディスプレイは「リモートデスクトップ」でも使えるのか――。答えは「イエス」だ。リモートデスクトップでマルチディスプレイを実現するためには、何をすればよいのか。

(2023/4/25)

VDIの悩み“遅くて使えない仮想デスクトップ”を生む原因は?

「VDI」を導入しても管理が楽にならず、仮想デスクトップが遅くて使えない――。こうした失敗を招かないためには、VDIへの“誤解”を解消し、VDIを適切に運用する必要がある。具体的にはどうすればよいのか。

(2023/4/11)

「Webカメラが使えない」を招くリモートデスクトップ設定の“落とし穴”とは?

リモートデスクトップでWebカメラが利用できないときは、リモートデスクトップに関連するデバイスやソフトウェアの設定に問題がある可能性がある。確認すべき設定を説明する。

(2023/3/17)

仮想マシン(VM)の面倒なパッチ適用を“楽”にするには?

仮想マシン(VM)の「パッチ適用が大好き」というIT管理者はあまりいないだろう。だからこそ、パッチ管理の計画を立てて体系的に行動することが重要だ。パッチ管理を「楽」にする具体的な方法とは。

(2022/9/20)

企業がMacを導入する際に知っておくべきこと

Macを導入する企業が増えている。だが、PCとMacを両方運用するのであればそのための準備が不可欠だ。

(2022/7/21)

Azure Virtual Desktopが爆安になる「予約インスタンス」の正しい使い方

MicrosoftのDaaS「Azure Virtual Desktop」には、利用料金に影響する複数のコスト要素がある。AVDのコスト要素である「VMの利用料金」を節約する方法を説明する。

(2022/3/11)

Windows Virtual Desktopでも心配な「印刷問題」とは? その回避策を紹介

「Windows Virtual Desktop」を導入する上で考慮が必要になりそうなのが、リモートデスクトップで以前から存在していた「印刷」の問題だ。その対処に役立つ手段を紹介する。

(2019/8/18)

端末数3倍で100万ドル増? モバイル導入で高騰するMicrosoftライセンス

モバイル端末の企業導入を妨げる要因の1つがコストだ。特にMicrosoft製品のライセンス料金の高さを課題と考えるCIOは少なくない。

(2012/1/23)

今からWindows 8のライセンスを確保する方法

Microsoftの各種ライセンスを活用することで、「現時点で」Windows 8のライセンスを確保する方法もある。

(2011/11/28)

不要なMicrosoftライセンスの節約効果は数百万ドル!?

コンプライアンスの面からもライセンスの知識は不可欠だが、ライセンスを適切に管理することで無駄を省き、費用を大幅に節約することも可能になる。

(2011/9/1)

ライセンス管理欠如がもたらす“正規ユーザーによる不正使用”に注意

Microsoftのライセンスモデルは複雑で、正しく運用するためには細心の注意が必要だ。不注意による不正利用を避けるため、企業はどのような点に注意し、何を管理すればよいだろうか。

(2011/8/17)

Microsoftが勧めるボリュームディスカウントに要注意

Microsoft製品を購入する際は、同社の複雑なライセンスを理解しておく必要がある。同社も同社の代理店も、顧客ではなく自分たちにとって都合がいいボリュームライセンスを提案するので要注意だ。

(2011/8/11)

「VDI」「RDS」「DaaS」の違いは

デスクトップ仮想化の仕組み

VDI

 一般的なデスクトップ仮想化技術である「VDI」(仮想デスクトップインフラ)は、サーバ仮想化技術を基にしている。仮想デスクトップは、ゲストOSとして、サーバOSではなくクライアントOSを搭載した仮想マシン(VM)だ。単一のサーバで複数の仮想デスクトップが稼働する場合、これらの仮想デスクトップはサーバのCPUやメモリなどのリソースを共有する。エンドユーザーはクライアント端末で、リモートデスクトッププロトコル(RDP)などの画面転送プロトコルを利用してして、仮想デスクトップを操作する。

RDS

 オンプレミスインフラでデスクトップ仮想化を実現するには、VDI製品を使うのが一般的だ。ただしデスクトップ仮想化を実現する技術はVDIだけではない。

 Microsoftの「Remote Desktop Services」(RDS:リモートデスクトップサービス)も、オンプレミスインフラのデスクトップ仮想化技術として広く使われている。RDSは1つのサーバがインフラとして機能し、複数のエンドユーザーがサーバOSをクライアントOSのように利用できるようにする。

 RDSの課題は、アプリケーションの仮想化だ。RDSはMicrosoftのサーバOS「Windows Server」でアプリケーションを実行する。ただし「Windows 10」など同社のクライアントOSで実行できるアプリケーションの全てが、Windows Serverで実行できるとは限らない。

DaaS

 クラウドサービスとしてデスクトップ仮想化を利用する手段として「DaaS」(Desktop as a Service)がある。DaaSではユーザー企業はインフラの保守が必要なく、エンドユーザーは必要なときに必要な分だけ仮想デスクトップを利用できる。DaaSは通常、RDPとインターネットを経由して、端末や場所を選ばず利用可能だ。