統合運用管理は、企業内のサーバやストレージ、ネットワーク、アプリケーション、データなどの運用管理を一元化することだ。(続きはページの末尾にあります)
オンプレミスシステムを運用してきた企業がAWSやAzureなどのクラウドサービス利用で直面する問題と、JP1やHinemosなどの統合運用管理ソフトウェアが役立つポイントを考える。
システムの運用管理を支える製品として統合運用管理ソフトウェアは長い歴史を持つ。企業ITの変化に応じて統合運用管理がどのように変わっているのか。JP1とHinemosを例にして考える。
システム運用が複雑になる中で、企業のシステム運用部門は人員不足やコスト抑制といった問題を抱えている。その課題に焦点を当てるのが統合運用管理ソフトウェアだ。統合運用管理の役割とは。
Kubernetesの運用管理に役立つオープンソースツールなどを統合したSaaSが登場した。この環境を独自に構築するのは容易ではない。SaaSとして利用できるなら合理的かもしれない。
統合エンドポイント管理(UEM)は基本的なモバイルセキュリティ機能を備えているが、高度な対策を施すにはモバイル脅威防御(MTD)ツールとの連携が必要だ。
Appleのデバイス導入支援サービス「Apple Business Manager」と共に統合エンドポイント管理(UEM)製品を利用すると、WindowsデバイスとMacが混在するオフィスのデバイス管理が楽になる可能性がある。
企業がITインフラ管理ツールを選ぶに当たって考える要素は多い。特にSaaSとオンプレミスツールのどちらを選ぶかは難しい判断になる。
仮想化ベンダーが技術開発の中核にストレージを据え始めている。前編では、特に動きが活発なサーバの内部ストレージを活用した仮想化技術の最新動向を追う。
Windows Serverのイベントログファイルは、パフォーマンスと運用に関する情報の宝庫だ。とはいえ、それを何十台も監視するのは大変な作業だ。ログ監視を少しでも効率化するための有料・無料ツールの一例を紹介する。
OSSベースの運用監視ツールが機能と製品の面で充実してきている。6つのOSS監視ツールを4つの機能で比較した。
本連載では中小企業における運用管理/資産管理ツール選定ポイントについて解説している。第2回となる今回はサーバを対象とする運用管理/資産管理ツールについて見ていこう。
TechTargetジャパンは9月から10月にかけて企業のシステム運用管理についての読者調査を実施した。調査結果からは運用管理の課題や利用している運用管理ソフト、今後の投資動向などが分かった。
LogLogic JapanはWindowsイベント収集・管理に特化したログ管理ソフトウェアをバージョンアップ。従来版に比べ2倍に高速化したのが特徴だ。
沖電気がサーバ監視アプライアンス「DressUP Cockpit」の新バージョンを販売開始。複数システムの監視機能を強化したことにより、さらに高度で複雑なシステムの監視が可能になったという。
リポート機能を強化し、週間リポートのダウンロードが可能に。また管理対象OSを合計44種類に拡大した。
サーバ50台までの中小規模システムの常時監視を実現するオールインワン型監視アプライアンス「DressUP Cockpit FT」を発売する。
ネットワークの稼働・性能・しきい値監視、サーバのプロセスやログファイル、スクリプトの監視、クライアントPCの操作履歴収集などの機能を1製品で提供する「NASCenter Net-ADM V3」を発売。
ネットワーク管理自動化製品はアウトソーシングの代替として利用でき、人材不足を補ってくれるかもしれない。自動化のメリットと具体的な製品を紹介する。
ネットワークに加え、仮想システムにも対応した管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator 4.0」を提供開始
マルチプラットフォームや大規模ネットワーク対応を実現した「WebSAM NetvisorPro V」を発売
IT部門の統合運用管理の対象には、企業が所有するハードウェアやソフトウェアを含む。統合運用管理業務を効率化すれば、IT部門はシステムの可用性を向上させたり、処理速度などのパフォーマンスを改善したりしやすくなる。IT部門は統合運用管理を実施する前に、自社のシステムの運用ポリシーと管理手順を定義する必要がある。
企業は統合運用管理業務をIT部門に任せることもあれば、社外にアウトソーシングすることもある。統合運用管理ソフトウェアを利用して自動化することも可能だ。統合運用管理ソフトウェアは、ハードウェアやソフトウェア、クラウドサービスなどのシステムとその契約内容などを監視し、制御する。
ベンダーは統合運用管理ソフトウェアをSaaS(Software as a Service)やオンプレミスソフトウェアとして提供する他、統合運用管理のマネージドサービスと共に提供することがある。統合運用管理ソフトウェアのベンダーには、IBMやHPE(Hewlett Packard Enterprise)、BMC Software、Broadcom傘下のCA Technologiesなどが挙げられる。