2019年06月06日 05時00分 公開
特集/連載

ITインフラ管理ツールはSaaSとオンプレミスのどちらを選ぶべきか?SaaSを選ぶしかなくても、リスクは把握すべし

企業がITインフラ管理ツールを選ぶに当たって考える要素は多い。特にSaaSとオンプレミスツールのどちらを選ぶかは難しい判断になる。

[Alastair Cooke,TechTarget]
画像

 ITインフラの導入と管理にオンプレミスツールを使い続けている企業は珍しくない。一方でSaaS(Software as a Service)形式で提供されるIT管理ツールも増えつつある。SaaS形式の場合、ベンダーがユーザー企業に代わってITインフラ管理ツールをホストしてメンテナンスする。オンプレミスインフラを利用していても、インフラ管理を専門としていない企業は、SaaSを選ぶしか現実的な方法がないこともある。SaaSベンダーには実際にインフラ管理の知識がある。

 SaaS形式のITインフラ管理ツールは決して新しいものではない。CloudPhysicsの同名ツールをはじめとするSaaSは、何年も前からVMwareのサーバ仮想化製品「VMware vSphere」環境の問題を特定し、パフォーマンスと安定性を強化するために役立ってきた。他にもPlatform9 Systemsの「Platform9」は、クラウド構築ツール「OpenStack」やコンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」を使ってオンプレミスで構築したITインフラに加え、サーバレス環境を含めたインフラ全体の管理をサポートする。

 Hewlett Packard Enterprise(HPE)のような大手ITソフトウェアベンダー業もSaaS形式のITインフラ管理ツールを自社のサービスに加えている。具体的にはハイブリッドクラウド管理用のツールだ。CEOはハイブリッドクラウドのような新しいインフラ構築プロジェクトを「科学研究プロジェクト」と評することがある。つまり、導入が難しく画期的なプロジェクトだ。そのためSaaSベンダーにとっては常にチャンスがある。SaaSベンダーはそうしたプロジェクトを支援するツールを用意している。

 SaaS形式のITインフラ管理ツールはオンプレミスツールを上回るメリットを提供する。だが、危険性をもたらす可能性もある。

SaaS形式のITインフラ管理ツール、メリットは

ITmedia マーケティング新着記事

news161.jpg

コロナ禍で縮小したマーケティング施策 1位は「オフラインのセミナー/展示会」――ベーシック調査
B2Bマーケターを対象にした調査で8割以上が「コロナ禍で実施/検討しているマーケティン...

news110.jpg

メルカリ調査 フリマアプリで売れる価格は新品の購買意思決定にどれほど影響する?
フリマプリ出品経験者は、フリマアプリでの再販価格が10%上昇すると、新品に支払える上...

news024.jpg

Google検索における2020年上半期の動向 新型コロナの影響でSEOはどう変わる?
新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年の上半期ですが、Google検索の動向において...