仮想化ベンダーが技術開発の中核にストレージを据え始めている。前編では、特に動きが活発なサーバの内部ストレージを活用した仮想化技術の最新動向を追う。
サーバ仮想化は、今やアプリケーション導入時の標準的な技術となった。だが効率的な仮想環境を実装するには、データストレージ層が可用性とパフォーマンスを発揮できるようにすることが重要になる。ハイパーバイザーベンダーは状況に応じて、自社製品を継続的に進化させ、外付けのアプライアンスやストレージアレイの操作と管理を改善してきた。最近では、その対象にサーバの内部ストレージを含むようになっている。
本稿では、ストレージとデータ管理機能に関するハイパーバイザー型仮想化技術の最新事情をお届けする。またサーバの内部ストレージが、従来の外部ストレージの代替となることができるように、どう調整されているのかを解説する。さらに「コンテナ」の形を取る新たなアプリケーション仮想化技術についても掘り下げ、ベンダーがコンテナのエコシステムでどのようにストレージに対処しているのかについても解明する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「非常時にピザ1枚無料」のデータがドミノ・ピザのマーケティングに生む好循環とは? CMOに聞く
2024年10月にDomino'sのチーフブランドオフィサーからエグゼクティブバイスプレジデント...
AI搭載は「もう売りにならない」──「Marketing Dive」2025年予測【前編】
広告費が世界で1兆ドルを超える中、マーケターは多くの課題に直面している。不透明な規制...
Xがアルゴリズム変更へ イーロン・マスク氏が優遇したい投稿とは?
Xは新たなアルゴリズムアップデートで「情報的かつ娯楽的」なコンテンツに重点を置いてい...