2006年07月20日 10時10分 公開
特集/連載

Column音声/データ統合時代の音声トラフィックを守る

VoIP利用のメリットは多数あるが、音声/データ統合ネットワークを取り巻く脅威の増大は、あまり理解されていないのが現状だ。どのような対策を取ればいいのだろうか。

[TechTarget]

 音声/データ統合のメリットは、よく知られている。帯域の有効活用、コストの削減、スケーラビリティの向上、生産性の向上などだ。最後のメリットは主に、統合ネットワークでビデオ会議、ユニファイド・メッセージング、柔軟なリモートアクセスといった多様なアプリケーションを利用できることによるものだ。また、1つの管理システムで音声/データインフラ全体を管理することで、大きな規模の経済も実現されようとしている。

 さらに、1つのインフラで音声とデータに対応することで、ハードウェアの大幅な節約が可能になるほか、保守契約の交渉をそれぞれ別個に行う必要性も減る。また、ユーザーサイトのケーブル配線も格段に少なくなる。ユーザーサイト内の1カ所の設備で音声とデータの両方をサポートできるからだ。

 だが、音声/データ統合ネットワークのセキュリティ要件や、これらのネットワークを取り巻く脅威の増大は、あまり理解されていないのが現状だ。

 音声/データ統合が進む前は、音声トラフィックは、PBXシステムの保護されたプロプライエタリなオペレーティング環境によってセキュリティが確保されていた。だが今では、通常、こうしたPBX環境の代わりに、企業のデータシステムを構成する単なる一般的なコンピューティングプラットフォームが使われている。このプラットフォームはデータシステムの構成要素であるため、そのデータ環境に影響するリスクは、このプラットフォームも危険にさらすことになる。

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