日本オラクル、エンタープライズ統合管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager」の最新版NEWS

各層をまたいだアプリケーションパフォーマンス診断、Javaアプリケーションの詳細分析、OSを含めたパッチの集中管理などの新機能を搭載する。

2008年02月05日 18時43分 公開
[TechTarget]

 日本オラクルは2月5日、エンタープライズ統合管理ソリューションの最新版「Oracle Enterprise Manager 10g Release 4」の提供を開始した。

 Oracle Enterprise Manager最新版では、カスタムアプリケーションやSOA(サービス指向アーキテクチャ)ベースのアプリケーション、パッケージアプリケーションを対象としたアプリケーションのライフサイクル全体にわたる管理機能が追加された。具体的には、「Siebel CRM」の診断機能や、新ライセンス「Oracle Business Intelligence Management Pack」によるBI製品「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition Plus」の性能管理機能など、さまざまなオラクル製品の管理機能を統合している。

 また、新しく装備された「Oracle Application Diagnostics for Java」機能は、アプリケーションの性能と可用性への影響を最小限に抑えながら、本番環境のJavaアプリケーションにおける性能上の問題を監視・診断できる。

 セキュリティパッチの管理に関しても、従来版では「Oracle Database」や「Oracle Application Server」などオラクル製品のパッチを集中管理できたが、最新版ではその範囲を「Oracle Enterprise Linux」まで拡張。オラクルアプリケーションおよびOSに対するセキュリティパッチ適用タスクを任意の時間に複数サーバへ一度に実行できるため、パッチ適用タスクのコストを削減できるとしている。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...