ビジネスプロセス統合プラットフォーム「webMethods 7.1スイート」の新バージョンを発表。既存IT資産を再利用するための機能を追加し、プロセス改善のサイクルを加速させるとしている。
ソフトウェア・エー・ジーは4月9日、ビジネスプロセス統合プラットフォーム「webMethods 7.1 スイート」(以下、webMethods7.1)日本語版のリリースを発表した。同製品は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)やビジネスインテグレーション、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)、およびレガシーモダナイゼーション(レガシーシステムの最適化/近代化)といった最先端の技術をモジュール化された製品スイートとして提供する。
ソフトウェア・エー・ジー コンサルティング部 ディレクターの森川 衡氏は、「ビジネスにおけるIT導入は、作る(Build)からパッケージ製品導入(Buy)へと変遷してきた。現在はさらに、既存のものを組み立て直して(Compose)再利用する観点が重要になっている」と述べ、同社がレガシー資産の再利用を主にして機能開発していることを強調した。これにより運用コストの削減やビジネスプロセス改善サイクルの加速を支援していく。
同製品はウェブメソッドとソフトウェア・エー・ジー双方の強みを生かして開発され、最新版では、「webMethods BPMS」や「webMethods ESB」といった機能が追加された。
webMethods BPMSはビジネスプロセスの設計や実行、管理を行うためのプラットフォーム。経営者やアナリストにとっての使いやすさも重視し、ビジネスプロセスのシミュレーションやタスク解析に加えて可視化にも力を入れ、ダッシュボード機能やタスクのビジュアル化を強化したとしている。
SOAを実現するWebサービスの連携基盤となるwebMethods ESBは、各種標準(SOAP 1.2、WS-I、WS-Security 1.0、MTOM/XOPなど)のサポートやメッセージベースの通信を行うJMS(Java Messaging Service)に関する機能を強化している。
さらに、BAM(business activity monitoring)機能として、ビジネスアクティビティをリアルタイムにモニタリングできる「webMethods Optimize for B2B」も追加された。
ソフトウェア・エー・ジー代表取締役の福島 徹氏は「2010年までに10億ユーロ企業を目指し、SOAのリーダーとして、またBPMの先導者として、市場のニーズに見合うビジネスを展開していきたい」と語った。
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