保守費用・使い勝手・カスタマイズ性の課題から、オープンソースCRM「SugarCRM」へのリプレースを決断。目標としていた従来のシステム保守費用内で移行が完了したという。
ケアブレインズは5月13日、機械製造のIHI原動機事業部がオープンソースCRMソフト「SugerCRM」を導入し、CRM基盤を再構築したことを発表した。IHIは顧客へのメンテナンスサービス提供のために2004年に「Siebel CRM」を導入していたが、導入後3年間で生じた保守費用・使い勝手・カスタマイズの自由度についての課題を解決するため、原動機事業部のSugarCRMへのリプレースを決断したという。
IHIはSugerCRMを選定した理由として、ソースコードが公開されるため、開発子会社がきめ細かいカスタマイズを自社でできること、Ajaxやドラッグ&ドロップが可能なUIなどにより使い勝手が向上したことを挙げている。
導入効果としては、目標としていた従来のシステム保守費用内でリプレースが完了したことや、機器の運用状況から個人のToDoアイテムまで担当者のメンテナンス業務に必要なすべての情報を画面に集中表示することで、各人の作業の優先度の把握が容易になったことなどを挙げている。
今後の展開として、メンテナンス部門だけでなく、営業部門への利用拡大を検討中としている。
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