伊藤忠テクノソリューションズは、One to Oneマーケティングと帳票コストの削減を同時に実現するトランスプロモ対応の帳票システム「ePromo」をクラウドサービスで提供する。
伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は1月5日、請求書や利用明細書などの帳票データを、指定したユーザーごとにWeb/明細書/圧着ハガキに出力できる帳票システム「ePromo(イープロモ)」をクラウドサービスとして提供開始した。
請求書や利用明細書のスペースをマーケティングツールとして活用(トランスプロモ対応)でき、ターゲットごとに広告を掲載するOne to Oneマーケティングを実現。加えて、帳票の枠を自由に変更できるバリアブルフォームにも対応している。
同社によると、ePromoを利用することで、従来発生していた紙代や印刷、郵送料金などのコストが最大75%削減できるという。2010年度中には、自動決済サービスの追加も検討している。
CTCは、2009年10月に米国郵便処理システム大手ピツニーボウズの100%子会社であるピツニーボウズ・ソフトウェア(Pitney Bowes Software)と販売代理店契約を締結。ePromoは同社の帳票自動生成ソフトウェアを用いて開発された。クレジットカード業、保険業、物流業、給与計算代行業務、カーリース/レンタカー/カーシェアリング業界などへ向け営業活動を促進し、3年間で10億円の売り上げを目指す。
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