CTCとウイングアーク、JRubyを利用した帳票ソリューションを共同展開NEWS

SVFによる帳票システムの設計、開発、構築にJRuby on Railsの技術を適用することで、高品質なエンタープライズシステムの短期構築が可能になった。

2008年07月14日 18時21分 公開
[TechTargetジャパン]

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とウイングアーク テクノロジーズは7月14日、エンタープライズ市場を対象にJRubyを利用した帳票ソリューションの共同展開を同日より開始した。

 CTCは、企業向けの大規模システム開発を手掛けるインテグレーター。最近では特に、オブジェクト指向スクリプト言語である「Ruby」や、Rubyによる開発の生産性を高めるWebアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails 」、さらにJava仮想マシン(JVM)上でRubyを実行する「JRuby」およびそのフレームワークである「JRuby on Rails」を利用したシステム開発でも実績を重ねている。

 一方ウイングアーク テクノロジーズでは、請求書や発注書、見積書などの帳票の作成をはじめ、帳票出力環境の短期構築を実現する帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade(SVF)」を提供。帳票開発の生産性向上を図るだけでなく、業務用途に合わせた幅広い帳票運用環境を提供している。

 両社の協業により、SVFによる帳票システムの設計、開発、構築にJRuby on Railsの技術を適用することで、SVFのJava APIをJRubyから容易に利用できるようになるため、高品質なエンタープライズ帳票出力システムを短期間で構築することが可能になるとしている。

関連ホワイトペーパー

帳票 | Java | API | Webアプリケーション


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news070.jpg

CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...

news214.jpg

トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。

news129.jpg

「ドメインリスト貸し」は何がマズい? サイトの評判の不正使用について解説
「サイトの評判の不正使用」について理解し、正しい対策が取れるにしましょう。