SVFによる帳票システムの設計、開発、構築にJRuby on Railsの技術を適用することで、高品質なエンタープライズシステムの短期構築が可能になった。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とウイングアーク テクノロジーズは7月14日、エンタープライズ市場を対象にJRubyを利用した帳票ソリューションの共同展開を同日より開始した。
CTCは、企業向けの大規模システム開発を手掛けるインテグレーター。最近では特に、オブジェクト指向スクリプト言語である「Ruby」や、Rubyによる開発の生産性を高めるWebアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails 」、さらにJava仮想マシン(JVM)上でRubyを実行する「JRuby」およびそのフレームワークである「JRuby on Rails」を利用したシステム開発でも実績を重ねている。
一方ウイングアーク テクノロジーズでは、請求書や発注書、見積書などの帳票の作成をはじめ、帳票出力環境の短期構築を実現する帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade(SVF)」を提供。帳票開発の生産性向上を図るだけでなく、業務用途に合わせた幅広い帳票運用環境を提供している。
両社の協業により、SVFによる帳票システムの設計、開発、構築にJRuby on Railsの技術を適用することで、SVFのJava APIをJRubyから容易に利用できるようになるため、高品質なエンタープライズ帳票出力システムを短期間で構築することが可能になるとしている。
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