ユニアデックスとユニシスは、SaaS型情報共有基盤サービス「NeXtCommons」に、新型インフルエンザや不審者などの情報を教員らが容易に配信できるテンプレートを追加した。
ユニアデックスとユニシスは1月19日、学校/市町村/中小企業向けに提供するSaaS(Software as a Service)型情報共有基盤サービス「NeXtCommons」に、教員や学校関係者があらかじめ用意された空欄に情報を入力するだけで関係者に有用な情報を発信できるテンプレートを追加した。同日から1カ月間、無料提供する。
NeXtCommonsは、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所がオープンソフトウェアとして開発。学校を含む1500以上の教育関連団体に普及している「NetCommons(ネットコモンズ)2.0」に、ユニアデックスが独自機能を追加し、2009年4月から日本ユニシスのICTサービスメニューとして提供されている。料金は月額1万5000円から。
追加されたテンプレートは、「学校向け」「教育委員会向け」の2種類。それぞれ学校/教育委員会のWebサイト作成に必要な機能とデザインを標準搭載している。例えば学校向けテンプレートでは、保護者の関心度が高い新型インフルエンザや光化学スモッグ情報へのリンク、不審者情報の書き込みが行えるほか、校内イベント・学校行事や保護者へのお知らせ情報などが入力できる。また、小テスト機能を活用した簡易eラーニングなども実施が可能。
教育委員会向けテンプレートでは、学校と教育委員会との間で利用した定型フォーマットを委員会への提出資料や各種資料・教材として共有でき、掲示板での意見交換や学校間の情報共有・情報交換に活用できる。
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