日立ソフト、Salesforceと基幹システムをデータ連携させるSaaS型サービスNEWS

インフォマティカ・ジャパンのデータ統合プラットフォーム「PowerCenter」を使用して、「Salesforce」と基幹システムとの連携を実現する「SaaSWare DataLoader」を提供。

2008年07月23日 18時42分 公開
[TechTargetジャパン]

 日立ソフトウェアエンジニアリング(以下、日立ソフト)は7月23日、インフォマティカ・ジャパンのデータ統合プラットフォーム「PowerCenter」を使用して、セールスフォース・ドットコムのSaaS(Software as a Service)型CRM「Salesforce」と各種基幹システムとの連携を実現する、SaaS連携基盤提供サービス「SaaSWare DataLoader」の提供を開始した。基幹システムとSalesforceの多種多様なコネクタをあらかじめ提供し、ユーザーは必要なコネクタだけを利用することにより、短期間、低コストでデータ連携を実現できる。価格は月額68万2500円(税込み)から。

画像 SaaSWare DataLoaderの利用イメージ

 日立ソフトでは、Salesforceと各種アプリケーションの連携サービス「SaaSWare」を提供しており、SaaSWare DataLoaderも本サービスの1つとなる。これまでSalesforceと社内基幹システムとのデータ連携を実現するためには、SalesforceのAPIの知識を持つ専門技術者によるプログラム開発が必要だった。SaaSWare DataLoaderでは、あらかじめ用意された多種多様なコネクタによる専用ユーザーインタフェースを用いることで、プログラム開発をすることなく、アプリケーションやデータベースへの連携を短期間で実現できる。日立ソフトはSaaSWare DataLoaderをユーザーの要望に沿ったオンデマンド型で提供するとともに、イニシャルコストも削減できるとしている。同社は、本サービスの初年度1億円の受注を見込んでいる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...