CTCSPは、レプリケーションソフトウェアの最新版「新世代Double-Take」を発売した。物理/仮想サーバ移行作業、サーバシステムやデータのリアルタイム複製をサポートする。
シーティーシー・エスピー(CTCSP)は2月1日、データレプリケーション&フェイルオーバーソフトウェア「Double-Take」(ダブルテイク)をリニューアルし、3つのツールで構成される「新世代Double-Take」として発売した。
Double Takeは、高速データ複製機能によるWindows環境の継続的バックアップ、およびフェイルオーバー機能によるサーバの二重化(冗長化)によってビジネス継続を支援するソフトウェアだ。リニューアルした新世代Double-Takeでは、物理/仮想サーバを問わないマイグレーションツール「Double-Take Move」、リアルタイムのレプリケーション&フェイルオーバーツール「Double-Take Availability」、リアルタイムのバックアップツール「Double-Take Backup」の3つで構成される。仮想化環境でのビジネス継続性を考慮し、サーバ二重化やクラスタ化、データの長期および集中バックアップ化に対応する。
Double-Take Moveは、新旧サーバの入れ替えやサーバ仮想化統合において、複数台の物理/仮想サーバをまとめて移行するツールだ。複数台の既存サーバを運用しながら、新しい物理/仮想サーバへ移行でき、わずかなダウンタイムでマイグレーションが可能である。データのみの移行は数分、システム領域を含んだ移行は15分程度で完了するという。移行先サーバにはライセンス料が不要。移行時だけの「30日間限定使用ライセンス」とし、移行ツールのコストを削減できる。
Double-Take Availabilityは、運用サーバシステム(OS、アプリケーション、データ)を、物理/仮想環境を問わず、24時間リアルタイムでレプリケーションするツールだ。障害時や災害時には、素早く待機サーバに切り替えシステムを再開する。システムの復旧時間は最短で数分程度という。
Double-Take Backupは、全国展開している店舗、工場などの拠点で日々発生するデータを、LAN/WANを問わずリアルタイムにレプリケーションするツールだ。バックアップ運用の一元化、古いデータのアーカイブ機能、サーバへの変更ログを保持し、そのログを利用することで好きな拠点から業務を再開できるCDP(継続的データ保護)機能を搭載している。
新世代Double-Takeは、販売代理店で購入できる。
企業の生成AI活用 なぜ日本は米国に追い抜かれたのか?
PwC Japanグループは日米両国で実施した「生成AIに関する実態調査」を基に、日本企業と米...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2024年10月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
堀江貴文氏のラジオ局と業務提携 売れるネット広告社がマス媒体に進出
売れるネット広告社は、実業家の堀江貴文氏が代表取締役会長を務める福岡県のラジオ局CRO...