日本アバイア、オペレーター業務を可視化するマルチメディア対応ソフトフォンを提供開始NEWS

日本アバイアはコンタクトセンター向けソフトフォン「Avaya one-X Agent」を発表した。オペレータ業務を効率化するほか、他者や管理者の作業状況を確認できるなど、業務を可視化する。

2010年03月16日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 日本アバイアは3月12日、コンタクトセンター向けソフトフォン「Avaya one-X Agent」の提供を開始した。

 IP-PBXと連携したPC上での電話受付(通話)ができ、Microsoft Office Communicatorとの統合プレゼンス、ビデオを含むインスタントメッセージング(IM)、デスクトップ画面の共有などが可能。オペレーターは、その場の状況に応じて最適なツール(音声/ビデオ、IM、画面共有)を使用できる。

 そのほか、ほかのオペレーターや管理者、プレゼンス機能を利用している他部門の担当者の状態が確認でき、IMや画面共有の履歴がサーバに保存されるなど、オペレーターの業務を可視化。在宅オペレーターが何をしているのか見えないという不安を解消するとしている。

 操作面では、同社の既存コンタクトセンター向けソフトフォン「Avaya IP Agent」のユーザーインタフェースを大幅に改善した直感的なGUIを採用。ドラッグ&ドロップの簡単操作で電話の転送や三者通話の開始、メンバーの追加・削除などができる。

 同社ではAvaya one-X Agentの応用例として、「ビデオや画面共有による在宅オペレーターのトレーニング」「会議通話とIM/チャット機能を利用した社内専門部署との情報共有(顧客対応の迅速化)」を推奨している。

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