ユーザーに負担を掛けずにメール誤送信を防止できる「PlayBackMail」誤送信対策製品紹介:CSK Winテクノロジ編

情報漏えいの原因として上位に挙げられることの多い電子メールの誤送信。CSK Winテクノロジでは「一時保留」「暗号化」「Bcc強制書き換え」という3つの誤送信防止のアプローチを用意している。

2010年06月16日 08時00分 公開
[上口翔子,TechTargetジャパン]

 電子メールの誤送信を防ぐアプローチの1つに、「一時保留」という考え方がある。送信したメールをいったんサーバ上に保管しておき、あらかじめ設定した時間内であれば、送信ボタンを押したメールであっても削除ができるというものだ(設定時間が過ぎたメールは自動で送信される)。

 CSK Winテクノロジの「PlayBackMail」は、名称の由来ともなっている、この一時保留機能を取り入れたメール誤送信対策製品だ。書きかけのメールを誤って送信してしまったり、別のファイルを添付してしまった場合にも、重大な事故になる前に社内で未然に防止できる。

 ただしこの一時保留という考え方は、メールを頻繁に使用するビジネスマンにとっては“送信したメールがすぐに送信されない”というもどかしさを生む可能性がある。それに対し同社では、「10分程度であれば特に業務に支障を来すことはない。それ以上に、送信後わずかでも時間に余裕を持たせることで、情報漏えい事故のリスクは格段に減少する」という見解を示している。

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